落語家
人生・教養・いじめ・伝統芸能・人権
愛媛県松山市
本名 : 荻山志行 (おぎやま しこう)
生年月日 : 1975年 10月5日
血液型 : O型
出身地 : 愛媛県松山市
出身校:関西大学文学部国文学科
特技 : 津軽三味線、南京玉すだれ、紙切り、コメディマジック、蹴鞠、DJ
関西大学文学部卒業後、四代目林家染丸に入門。
3年間の厳しい修行生活を終え、只今、天満天神繁昌亭をホームグランドに、全国各地の落語会、テレビ、ラジオでも活躍中。底抜けに「明るく楽しい」染太の落語は、お子様から御年配の方まで爆笑の渦にいざなう。若手落語家コンクールでは見事、グランドチャンピオンに輝く。古典落語から新作落語(オーケストラとのコラボ落語など)までこなす、今、注目株の噺家である。
中学時代、壮絶ないじめに遭い、命を絶とうとまで考えたが、周りの人たちの助けを得て、なんとか乗り越える。
この時の辛い経験をもとに、全国各地の小学校、中学校、高校、地域自治体などで「命の大切さ」「いじめをなくす方法」「人を傷つけない話し方」「夢を追う大事さ」などを机上の空論ではなく、具体的に分かりやすく講演し、テレビ、ラジオ、新聞でも注目される。
一方で、英語、フランス語、スペイン語落語を得意とし、ニューヨーク・オフブロードウェイ公演、シアトル国際フェスティバル、スペイン・ジャパンウィーク公演、イギリス・エディンバラ国際フェスティバル「フリンジ」、アメリカ最大級のアニメフェスティバル「アニメいずめんと」、世界最大の演劇祭であるフランス・アヴィニョンフェスティバルでの1ヶ月間公演など、世界各地で独演会を開き、絶賛される。国内では、全国各地の小・中・高校、大学、英会話学校などで「英語落語鑑賞会」を多数行っている。
いじめられっ子のぼくが落語家になったわけ
中学時代、壮絶ないじめに遭った。あまりの苦しさに死も覚悟したが、どうしても「いじめている生徒」のために死ぬのだけは嫌だった。勇気を振り絞り、先生、両親に打ち明けた。それから、大人たちが本気になって僕を守ってくれた。この経験から「いじめは犯罪だ」ということを、大人が子どもに本気になって教えること、また、子どもが出すSOSに気づいてあげること、いじめられたら大人にどんどん頼っていい、もしくは逃げてもいい、ただ、苦しくても「死んだらダメだ」と訴えたい。辛い中学時代、唯一の楽しみが「落語」だった。「自分も大人になったら落語家になって、苦しんでいる人を癒したい」と思い、噺家を目指した。落語を通して学んだ教訓や、人とのつながりの大切さを伝えていきたい。
【出演歴】
「パワサタ!」(あいテレビ)
「上方演芸ホール」(NHK総合)
「林家染太のちょっと一息いい時間」(FM千里)
【受賞歴】
2006年 「まくらの会」優勝
2011年 「繁昌亭ドリームジャンボコンテスト8R」優勝
2011年 「繁昌亭ドリームジャンボコンテスト グランドチャンピオン大会」優勝
【DVD】
「よしもと上方落語をよろしく!!-青春さくら組- 」(よしもとミュージックエンタテインメント)